ヘッド面研に再挑戦

人力でヘッドを削るのは、体力の衰えとともに諦めていたのですが、何か良い方法は

ないかと考えていました。

で、閃いたのですよ。カキーンとね。

グラインダーの刃を利用して平面に一気に削り、その後に人力できっちり平面出す方が

楽だとね。

早速予備のシリンダーヘッドをゲットして、やってみました。

かなり削っちゃいました。

これ以上だと、削る場所がどんどん増えていくことになり大変なので、ここでストップ。

↓左が前回少しだけ面研したもので、右が今回のものです。

差がわかりますでしょうか?大体1mmちょいは面研できてます。

ヘッド開けたついでに悪魔のささやきでポート加工もやりました。

このノリでやると、失敗する経験があるので慎重にやります。

今回は、棒やすりのみで丁寧に削っていきました。

↓これぐらいあると、加工しやすいです。

前回の加工したシリンダーに以下の加工を施しました。

排気ポート0.5〜0.6mm上部に削り、中もよりストレートに加工。

掃気ポートも0.5mmぐらい上部に削り、角度も少し変更。

ヘッドは、またガスケット抜きで組み込み。

もちろん、液ガスは塗ってます。



ノーマルマフラーのフランジとパイプの溶接した付け根から、

排気のオイルが滲みでた跡がありました。

もしかして、ここから折れるか外れるんじゃないかという不安が...

このエンジンは振動がすごいからなぁ。

まぁ、壊れたら社外品をガマンして使うかw



ちょっとだけ試乗してみました。

ポートタイミング変えたのですが、面研の効果のほうが強く、トルクアップしてます。

出足がもっと良くなってしまいました。

もうちょいでパワーのみでフロント浮かせそうです。




通勤で使用してみました。

全域に渡ってパワフル感アップです。こりゃ!ええわぁ〜って感じです。

新御堂も余裕で走れます。

キャブセッティングを少し変えたほうが良さそうなのと、WRをもうちょっと軽くして

試してみたいです。




暫定的に、セッティングを変えて試してます。

現在の覚書

 WR10.3 x 6 −> WR9.5 x 6 に変更

 エアクリーナボックスの吸入口拡大

 MJ110 −> MJ115 に変更

ポート加工の甲斐があって、少し高回転まで回るようになった模様。

それに合わせて、セッティング変更。60越えの加速が良くなってます。

今のところ50〜60kmまでなら、ノーマル250スクーターと同等の加速。

それ以降、徐々にというか二次曲線的に引き離されていきます。

市街地加速だけでも勝てるよう、打倒250スクを目標としますかw





走行中に異音が発生!!

原因がわからないので駅まで乗るに留めていたのですが、段々と酷くなっていくw

加速中やエンジンに負荷が掛かっているときのみ異音発生。

ゆっくり走ってるときや減速中、アイドリングでは音がしません。

やっと、週末晴れたので原因追求してみました。


なんとまぁ、エキパイの耐熱カバーのネジ周りが腐食して、ネジ締まってる意味が無い

状態に...

これが振動して異音発生してただけでした。

ちょっとホッとしましたよw





この耐熱カバー、予備でもってる純正もどきマフラーから剥ぎ取って付けてみました。

ほんのわずかにネジの位置がずれてるのですが、無理やり嵌めれば大丈夫でした。







市街地加速を高める為に、調整です。

前回のポート加工で、高回転側のパワーがおいしそうに思えてきました。

テスト的に、WR9.5 x 6 −> WR7.5 x 6 に一気に変更。

これだけ軽いとどの速度域でもパワーバンドに入っているので、滅茶苦茶速いです。

ノーマルリードのエンジンの面影は消え去りました。

見た目ノーマルだけど、中身弄ってるのバレバレ状態です。

スタート時、飛び出しは緩やかなので一瞬の間を置き、そこから一気に加速し始めます。

難点は高回転常用の為、吸気音がパオーンとうるさいのと、巡航しててもステップから

の振動が常時あって足の裏がしびれますw

ただ、おもしろいのでしばらくこのまま乗ることにします。






振動を除けば、パワフル感満載で良い感じです。

スタートの飛び出しをもう少し改善してみようと思います。

WRもかなり軽量になったので、以前改造した軽量クラッチと交換してみます。


以前の時と違い良い感じです。

ぱぁ〜〜〜と音を立てながら、一気に加速していきます。

このまま様子を見てみます。





キャブセッティングもほぼ完了したので、オートチョークを戻す事にしました。

パーツ交換で簡単に戻せます。

通勤に使うには、オートチョーク切ると少々不便でしたね。

始動に失敗すると焦ります。

で、調子はどうかというと、この残暑厳しい暑さの最中では、直ぐにオートチョークが

切れるようです。始動時のみチョークが効いてるような感じで今の所問題無しですね。



さて、いろいろ弄くりましたが、現在の感想です。

ゼロ発進の飛び出しも改良されたので、ストレス無く通勤できます。

やっと、バイクの名称である「リード」の名に相応しく、車の流れを簡単にリードする

ことができるようになりました。





一応満足レベルまで達成したこともあり、またもやリッターバイクと共に

高野龍神スカイライン行ってきました。

前回行った時に、極端に登らなかった坂にリベンジです。

高野山まで行った頃から天気がヤバそうな雰囲気になってきました。

とりあえず、行けるとこまで行こうという感じで軽く出発したのが大間違い。

パラパラと降ってきたと思ったら、あっという間に濡れ鼠状態に...

久々にパンツまで染み込む雨水の感触を味わいましたw

しかも、ポケットに入れてた携帯電話も濡れてカメラ部分が壊れたようで...

おかげで、写真は同行した連れからのもらい物です。

局地的に降ってるだけのようなので、雨宿り。

少し待つと雨も止んで明るくなってきたので出発。でも少し走るとまた雨に。

どうも、雨雲と共に走ってるような感じです。


「護摩壇山」の休憩所に到着。

寒さの為、熱いうどんを食べて雨雲をやり過ごすと明るくなってきました。

↓この光景は結構美しかったんでおやじながらに感動(^^;


例の坂を完全に下ってから、Uターンしてリベンジ走行です。

この頃から既に快晴状態で、見る見る内に蒸気をだして路面が乾いていきます。

登ってみると・・・・

きつい坂の所でも50km/hぐらいは維持できるようになってました。(^o^/

前回の悲惨な事を考えると十分満足ですね。

さて、燃費なんですが驚きの38.9km/Lです。

WR軽くしたので燃費悪いかなと思ったのですが、良くなってますね。

確かに以前よりアクセル開度が少なくても、十分パワフルに走行できるんで

効率は良くなったのかもしれません。

いずれにせよ、素性の良いエンジンだ。脱帽!!



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リード90